きれいに変えたい! 麻雀界

このページは,あるアマ雀士が,現状の麻雀界を「きれいに」「変える」ために,日々思っていることを書いております。麻雀のルールやシステムなどの内容に興味があるので,そのような記事がメインです。

チョンボ罰はどうするか

チョンボ(錯和)とは,反則の中でも最も重いもので,ゲームの続行を不可能にしてしまうものを指します。具体的には,

……などです。ここでは与えられるペナルティについて考えてみます。

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反則に課せられるペナルティについて,将棋や囲碁では反則=負けで終了,なのですが,麻雀は4人で競技する以上,「負けで終了」としてしまうとトップ以外の2人にとっては理不尽な終了になってしまいます。そこでゲームは続行したうえで該当者にペナルティを与える方法がとられるのですが,私が知っている方法だけでも以下のものがあります。

満貫払い
子であれば2000点を他の子に,4000点を親に支払います。親であれば4000点を全員に支払います。もっとも一般的ですが,人によってペナルティの軽重が変わってしまうという問題,罰符をもらうより高い点数を見込める手を聴牌していた人にとって理不尽であるという問題があります。
3000点オール払い
競技麻雀で採用されていることが多いです(競技麻雀のルールを明文化した平成新報知ルールが発祥でしょうか?)。また,日本健康麻雀協会の公式ルールでも採用されています。ペナルティの軽重は解消されますが,やはり罰符をもらうより高い点数を見込める手を聴牌していた人にとって理不尽であるという問題は解消されません。
一定点数の供託
SPロッキーやMONDO麻雀プロリーグで採用されています(前者は20000点,後者は12000点)。他のプレーヤーの点数に加算されないのが特徴ですが,同様に罰符をもらうより高い点数を見込める手を聴牌していた人にとって理不尽であるという問題は解消されません。

上記のいずれの方法も,点数についてペナルティを与えているため,ゲームの中で取り返せる可能性があります(チョンボが起きた時期がゲーム開始から早ければ早いほど,可能性があります)。極端な話,どの方法も役満を和了れば,払った罰符以上におつりが来てしまうのです。(たとえ不利とはいえ)反則を犯した人が普通に勝てる状況はゲームとしては好ましくない気がします。つまり,これらのペナルティはある意味でぬるいのです。少なくとも他のゲームでは,ゲームが終了するまでずっと不利になるペナルティが課されるのが一般的です(先ほどあげた将棋や囲碁では負けですし,集団スポーツでは該当選手はゲーム終了まで退場となることが多いです)。

以上までのことをまとめると,ゲームとしての麻雀を考えた場合,チョンボがあったとしても

となるルールが望ましいと考えられます。そこで一つの案として,麻雀祭都でおなじみの浅見了先生のご意見ですが,「ゲームの評価にペナルティを与える」というのはいかがでしょうか。例えば,「最終評価から着順を1つ下げる」ことで,上記の条件を満たすことができます。他にも方法はあるかもしれません。

麻雀のルールもいろいろ考えてみると,まだまだ整備しなければならないことがたくさんありそうですね。なかなかいいルールを作るのって難しそうです。

チョンボ罰はどうするか」 に2件のコメント

  1. utchanのコメント

    >モッチー
    確かに,気持ちで引きずってしまうことを考えると,この程度の罰が妥当な処置なのかもしれません。ただ,ここで考えたのはあくまでも「ゲームとしての麻雀で,合理的なルールを考えるとどうなるか」という,ある意味でメタ的な視点で考えたものです。なので,規則と精神面で罰は切り分ける必要があるのかなと思いました。

    まあ,こんなこと書いている自分だってチョンボすれば引きずっちゃうと思うので,あまり罰は重くしたくないというのが本音です^^

  2. モッチーのコメント

    こんにちは

    永続的な罰則を与えるのは確かに一考の余地がありますね。ただ私が考えるに、、チョンボしてしまった場合、規定の得点を支払うなどのペナルティーより、精神的なダメージがかなり大きいのではないかと考えます。フリーの雀荘などでは「金(得点)払えばいいだろう」と開き直れるかもしれませんが、競技麻雀ではそのような開き直りは到底無理でしょうし、多分その日は一日中引きずってしまうと思います。

    麻雀とは違いますが私の経験です。学生時代、野球で投手をしてました。そんなに早い球を投げられる訳でもなく、右打者の内角を攻める、ブラッシングボールは大きな武器の一つでした。当然それなりの練習もしましたし、当ててしまった場合も、「塁1つあげるんだから」と開き直ってました。しかしある試合で、頭に当ててしまいました。打者はベンチに下がり、病院へ。今なら危険球退場などのペナルティーがありますが、当時はありません。投げ続けるのが当たり前でした。しかしやってはいけない頭部への死球は自分が想像していたより、相当自身への精神的ダメージが大きかったです。その試合はもちろん、一年近く引きずってました。

    罰則もそうですが、「精神的ダメージ」のほうがはるかに自身に与える影響は大きいのでないかと考える訳です。それでもその後平常心で打てる人がいるのであれば、それは別の意味で「スゴイ人」と思いますけどね。

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