きれいに変えたい! 麻雀界

このページは,あるアマ雀士が,現状の麻雀界を「きれいに」「変える」ために,日々思っていることを書いております。麻雀のルールやシステムなどの内容に興味があるので,そのような記事がメインです。

役について考える(その1)

麻雀で採用されている役について,思っていることを数回に分けて考えていきたいと思います。

麻雀には標準ルールというものがないので,明確な線引きが難しいのですが,おそらくどのルールでも採用されている役の1つとして,緑一色が挙げられます。その名のとおり,緑の色だけで構成される牌(23468發)だけで4面子1雀頭を作る役です。例えばこんな感じです。

22334466888 (發)發發

見た目のとおり,確かに美しい形で構成された役です。個人的にも好きな役です。

さて,ここで「役」という概念の歴史的経緯を説明しておきます。歴史的には,役はもともと上がるための必要条件ではなく,美しい形になったときのご祝儀でした(現在のリーチ麻雀の原型ともいえるアルシーアル麻雀で,1翻縛りがないのはその証左です)。ご存知の方も多いとは思いますが,この役はアメリカ製の役です。アメリカ製の役は形の面白さや美しさを重視したものが多いのですが,特に緑一色はその美しさが広く浸透し,現在まで広く採用されているわけです。そういった意味ではこの役が採用されているのは,大きく違和感があるわけではないように思います。

しかし,合理的なルールを採用したゲームとしての麻雀を考えた場合,この役は違和感があるように思います。それは,ある種の牌のみを優遇しているのはこの役だけであるということです。決して頻度が高いわけではないので無視してもかまわないという考え方もありますが,ルールはやはりシンプルな方がいいわけで,そういった意味ではこの役は例外扱いになってしまいます。

こういった考え方に対して,マンズやピンズにも同様の役を作るという方法もあります。有名どころでは,マンズでは百万石(マンズの清一色で合計を100以上にすること。例えば五五六六六七七七八八八九九九),ピンズでは大車輪(ピンズの断幺九,平和,二盃口。具体的には②②③③④④⑤⑤⑥⑥⑦⑦⑧⑧)などもあります。しかし,役の難易度のバランスを考えずに安易に採用するとゲームそのものを壊す可能性もあります。

緑一色を即不採用にしようといっているわけではありません。こういった,ルールの違和感を一つ一つ解消するためにどうするのがいいのかを考えていくことが,ゲームとしての麻雀を組み立てることにつながっていくことになると考えます。

役について考える(その1)」 に2件のコメント

  1. utchanのコメント

    >モッチー
    アメリカ発祥の役でもっとも有名なのは’seven pairs’,七対子ですね。緑一色は’all green’から来ているのですが,これの解釈が
    a)すべて緑で染まっていること
    b)すべての緑を使っていること(=つまり發が必要)
    で揺れてしまったため,發の有無が問われるようになってしまったのですね。

    また,九蓮宝燈がマンズのみというのは実は説明図として使われたのがマンズが多かったことにより広まった間違い,というのを聞いたことがあります(麻雀祭都だったかな)。

    こうに見てみると,役の定義って結構揺れているのですね。

  2. モッチーのコメント

    麻雀を覚えたての頃(もう40年近く前ですが)、九蓮宝燈は萬子、大車輪は筒子、緑一色は索子のそれぞれ固有の役満でした(そのように教わりました)。本格的に打ち始めた頃には今のように、大車輪はなくなり、九蓮は萬子以外もOKになってました。そう考えると緑一色のみ索子固有の役満として残っているのは不公平ですね(笑)。学生の頃フリーの雀荘で「發」無しの緑一色を和了ったことがありました。その時は他のメンツ(当然アカの他人)は「役満ではない」旨主張してきましたが、店員さんが「ウチでは役満ですよ」って助け舟を出してくれたことを思い出しました。
    でも、緑一色がアメリカ発祥とは知りませんでした。また、色々教えてください。

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