きれいに変えたい! 麻雀界

このページは,あるアマ雀士が,現状の麻雀界を「きれいに」「変える」ために,日々思っていることを書いております。麻雀のルールやシステムなどの内容に興味があるので,そのような記事がメインです。

役について考える(その2)

今回取り上げたいのは,超マイナー役,搶槓です。

knight-540592_1280

※本来の意味を考えると,「やり」という意味の「槍」の字ではなく,「うばいとる」という意味の「搶」が正しいようです。

相手の加槓(小明槓とも言います)した牌が自分のアガリ牌であった場合,搶槓という役が成立し,例外的にロンアガリすることができます。このとき,槓は成立せず,一発役が採用されているルールであれば,一発役も複合します。また,槓が成立しないため,槓ドラを採用しているルールであれば,槓ドラは発生しないことになります。

……と,搶槓とはここまで書いただけでも,実に確認が必要な役です。こうした複雑な確認が必要になると,新たな疑問を生み出すことにもつながります。「自分が加槓した牌は捨て牌と同じでフリテンの対象になるのか?」という疑問です。例えば,こういう状況です。

二三567東東白白白 (四四)四四

このとき,一が他家から捨てられたとき,ロンができるのかということです。解釈としては2つあり,

a.は割と一般的な解釈で,ほとんどのルールで採用されていると思います。一方で,b.の解釈が採用されている団体もあります(101競技連盟)。ゲームのルールというものはただ1つに解釈が決まるべきものであり,解釈が揺れるというのはゲームのルールとしては不完全です。

このような状況を考えたとき,はたして搶槓という役はゲームとしての麻雀のルールにふさわしい存在なのか,少々疑問が残ります(定義のシンプルさに欠けることや,それに伴い解釈が揺れてしまうことがその理由です)。搶槓を不採用とするルールは純麻雀くらいしか知りませんが,これは考案者の浅見了氏が,麻雀を競技として考えたときに現状の麻雀から不要と考えられるものを除いた結果であります。このように,「ルールはルールだから」で思考停止してしまうのではなく,「ルールとして適切か」という視点が大切なように思います。

役について考える(その2)」 に10件のコメント

  1. 鏡泊のコメント

    というよりも、フリテンの定義をきちんとした方が良いのでは?因みに此方での取り決めでは、「フリテンとは、自分で自分のアガリ牌を一枚以上捨てている状態を指し、その状態ではロンアガリ出来ない」としています。またリーチ後のアガリ牌見逃しは「リーチの定義に反する」のでチョンボです。またリーチをしていない状態に於ける同巡内でのアガリ牌選択は「一度見逃した牌と異なる時はロンアガリ可能」です。

  2. utchanのコメント

    >だー
    搶槓は特殊な和了り方(捨牌以外からもロンアガリできる)で,国士無双や七対子は特殊な和了り形(4面子1雀頭ではない)なので,一緒に論じることは難しい気がしますが,捨牌の定義から搶槓に関する振聴規定を定義できたことは大きいことだと思います。このようにして,ルールに関する非合理な部分を少しずつ正していきつつ,その考え方を普及できるともっとといいですね。

  3. だーのコメント

    短くまとめると小明槓は河に流れてないから”捨て牌”じゃない
    つまりはフリテンじゃないし

    それを奪えるから搶槓なんだよ!認めてくれないなら国士無双だってなんか形オカシクネ?

    というか、よくよく考えてみたら”捨て牌”だとするなら普通の栄和であって、それこそ搶槓って役の存在がおかしいよね!

    って感じでした

  4. だーのコメント

    ずっと考えていたこの話題に個人的な答が出せました

    >b. 搶槓という役がある以上,捨て牌に準じる性質があるのだから,フリテンになる。つまりロンアガリできない。

    捨て牌とは河に流れた牌を指し、小明槓は一度も河に流れていないので当てはまらない
    搶槓という役がある以上、という部分に関しては「うばいとる」という意味であれば河から取ったのでは食い違えている。捨て牌でないところからうばいとるから搶槓である

    と上記のように考えればフリテンかどうかは、フリテンにならないと定義すべき

    捨て牌でないのに和了できる部分は、搶槓という役の「捨て牌に対し栄和了する」という麻雀の形を無視した”特殊性”として認めるべき部分であり
    これを認めないのならば4面子1雀頭を無視した特殊性を持つ国士無双役の七対子も認められない
    と、考えます

    まとまってるかな?あースキッリした!

  5. utchanのコメント

    >だー
    全くそのとおりで,小明槓の立ち位置が微妙なため,搶槓が役として浮いているのですね。ただ,現状のほとんどのルールでは,手牌の一部としての認識だと思われます。

  6. だーのコメント

    とくに明記はないけどサークルでは本文のa.でいいのかな。

    たしかにこう考えるとb.の考えは筋が通ってる
    なので自分は小明樌の定義がa.ならば槍樌はナシ
    b.と定義するなら槍樌はアリだと思う

    槍樌の前に小明樌の定義を確立すべきだなーと思いました

  7. utchanのコメント

    >モッチー
    役として認められてるので,正規なアガリです。10年以上前に一日に2回あがったことあります。最近は縁がありませんね。

    すみません,モッチーの疑問に対する答えになっていませんでした。この状況になったことはサークルの中でもないと思いますが,小明槓の定義に捨て牌に準じる性質があると明記されていない以上,a.の解釈になると思われます。

  8. utchanのコメント

    >だー
    たしかに面白いし,自分だって搶槓をあがったときは他に変えられないくらいうれしいけれど,ここで言いたいのはゲームとしての麻雀の整合性として,この役の存在はどうなのか,という問題提起です。

  9. モッチーのコメント

    サークルではどういう扱いになるんだろう? 一度チャンネルがあったら、チャレンジしたいな♪

  10. だーのコメント

    でもその不完全なルールがおもしろい!
    多少はあれど、ここまで場所場所でルールが違うゲームなんて中々ないよねー。

コメントはお気軽にどうぞ

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。