きれいに変えたい! 麻雀界

このページは,あるアマ雀士が,現状の麻雀界を「きれいに」「変える」ために,日々思っていることを書いております。麻雀のルールやシステムなどの内容に興味があるので,そのような記事がメインです。

ダブロン・トリロンの理論

ルールの取り決めで考えなければならない問題の一つに,ダブロン(ダブルロンの略。1枚の捨て牌が2人のアガリ牌だった場合,その2人がアガリを宣言すること。二家和りゃんちゃほう,二塁打ともいう)・トリロン(トリプルロンの略。同様に3人がアガリを宣言すること。三家和さんちゃほう,三塁打ともいう)の扱いをどうするかという問題があります。

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フリー雀荘で一般的に採用されているのは,「ダブロンは認める,トリロンは流局(三和家による途中流局)」というルールです。途中流局についてはまた思うことがあるので別稿に譲りますが,違和感があるのは「ダブロンを認める」,もっと正確に言えば「一局で複数のアガリを認める」ことです。

ロンアガリで完成させたメンツについては符が半分になる,つまり鳴きと同様に考える(アガリ牌による完成メンツを明順子や明刻子とする)ことから,ロンはアガリの宣言であると同時に,副露の性質を有しています。当然,副露できるのは1枚の牌について1人だけであり(ポン・カンとチーが同時に発生すればポンが優先されますよね),それを考えた場合1枚の牌で2つのメンツを構成できてしまうダブロン・トリロンを認めることは,ルールとしておかしい気がします。また,さらに面倒なのは,積み棒や供託リーチ棒の処理,連荘か輪荘かという取り決めも,場所によってまちまちになっているということです(この記事も参考になるでしょう)。

ルールがこれだけ面倒なため,実際にこれを認めた場合,例えば戦略として「この局をアガれば順位を上げられる」といった公算が立たなくなることがあります(ターゲットも一緒にアガってしまいまくれなくなる,積み棒や供託リーチ棒が自分のもとに入らずに順位逆転に必要な点数が足りなくなる,など)。つまり,「1局で複数のアガリを認める」ことは,ルールとして破綻しているのです。それに対し,1局に1つのアガリしか認めない頭ハネルールは,上に挙げたような問題が起こることはありません(アガれると思ったものがアガれないのは確かに残念ですが,上家取りがポン・カンとチーの関係のように優先順位を付けるものと考えれば納得できます)。ゲームとしての麻雀を考える場合,「1局につきアガリは1つ。ダブロン・トリロンは認めず,すべて頭ハネ」とするルールが合理的だと思いますがいかがでしょうか。

ダブロン・トリロンの理論」 に3件のコメント

  1. 紅孔雀のコメント

    普段ダブロン、トリロン有でやってますが、「1枚の牌で2つのメンツを構成するのは変」という考えはなかったのでなるほどと思いました。
    確かに頭ハネがルール上はすっきりしてるんですが、「2人の当たり牌を捨てたのに放銃点が安くなるのはどうなのか」という気持ちもあります。

    ただダブロン有ならトリロンも有りにしなければおかしいと思います。
    2人に当たるのはダメ、3人に当たるのはOKというのは到底擁護できません。

  2. ヘイサラバサラのコメント

    「頭ハネ」ルールは、高い手をハネられた時の不運、安い手でハネてくれた時の幸運が、大きすぎる。そこで、前代未聞ではあると思いますが、和了点が高い方を優先するのは如何でしょう。同点の場合に、初めて「頭ハネ」を採用すると。

  3. 断幺厨のコメント

    私も確かに頭ハネがルールとしては完成していると思います。
    ただ、どちらが面白いと感じるか言うとダブロンのほうが私は好きですねw
    競技的には頭ハネ、娯楽的にはダブロンでしょうか。

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